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イントゥ・ザ・ストーム


Into the Storm

感想:

結論から先に言うと、「劇場で!! しかも4DXで観てよかった!!」という作品でした。鑑賞する予定は全くなかったのですが、漫画家の古泉智浩先生が、「凄い迫力だった」という感想を書かれていたので興味を持ち、じゃあどうせなら4DXの設置されている劇場で、という事で一番最寄りであるシネマサンシャイン平和島へ観に行きました。

4DXとは? (公式ページ)

4DXを初めて体験したのは名古屋のコロナワールド中川で、「パシフィック・リム」を観ました。

シートが動くのはもちろん、風が吹いたり煙が出たり、また普通の劇場ではご法度であろうストロボ照明の効果があったりして、凄く面白かったのです。

4DX鑑賞料金は普通の映画料金+1,000円ほどかかるのですけれど、同じ料金を取って5分10分で終わる遊園地のアトラクションと比較すると、格段にお得だと思います。

映画のストーリーには「竜巻を間近で、出来ればその中を撮影したい」というクレイジーな連中と、卒業式を迎えた学校とその生徒の話が並んで描かれ、最終的に2つの物語が合流する流れになっています。

トルネード映画といって思い出すのは「オズの魔法使」ですが、ヤン・デ・ボン監督の「ツイスター」も忘れてはなりません。「イントゥ・ザ・ストーム」は「ツイスター」に似ている、いやそのまんまだと言われても仕方がないのですが、よく考えれば普通は「トルネードが来たら(避難含め)逃げる」のが当たり前です。そこを何とか変えようとして「意識を持ったトルネードが人間を追いかけ襲う!」なんて設定にするのも無茶だと思いますし、実際アメリカにはトルネードを間近で撮影すべく本作と同じような装備で発生地を探る連中がいるのですから、「ツイスター追っかけ隊」という設定は今後も同様の作品で用いられるでしょう(あんまり作られるとは思わないけど)。

劇中で一番気になったのは、主人公の彼が恋い焦がれる同級生とで訪れ閉じ込められる廃工場、そこに来た理由は「この場所は廃液を隠している」ってことなんですが、トルネードの影響で二人とも全身どっぷりと水に浸かる状態になるんですよ。でも何にも起こらない。ギャー体が溶けるー!とか、目が、目がぁ!なんて展開はこれっぽっちもない。気が散るから他の理由にしてほしかったなぁと思うことしきり。二人の危機的状況が結構続くんでずーっと気になってて、終わってからも「結局あれはガセ情報だった、ってことなんだろうか」と、映画の本筋とは関係ないところが引っかかったまま帰路に着いたのがちょっと残念でした。

あとは物語導入部におかれた人物紹介のパートもとっちらかってて、編集が下手なのかすんなりと各々の状況を把握できなくて少々混乱しました。ストーリー自体は観終わった後は「落とし方が面白かったな」と感じる出来だったので、なおさら残念です。

しかし!

4DX!!

本当に4DXで鑑賞してよかった! そもそもこの作品は2Dなんですよ。劇場について「2D吹替」って見た時は「えっ3Dじゃないの!?」とビックリしましたが、わざわざ4DXに乗っけてきたって事はそれだけ楽しめるのかなとも思い、そして結果「予想以上に、驚くほどに楽しかった」のです。

「パシフィック・リム」以降、様々な映画が4DXバージョンで上映されましたが、どれもイマイチ食指が動かなくて観ませんでした。そんな中「これぞ4DXで観るべき映画!!」という作品に当たった事はラッキーでした。今後も同様の期待が出来る作品であれば、絶対に4DXで観ようと思います。

デートムービーとしても超お薦め。内容はほとんど無いので相手がバカでも問題ありません。というか「鑑賞中バカになれる」人こそ観るべきです。

あー楽しかった!! DVD? 出ても観ないよ!! 俺んち4DXないもん!!

 

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