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仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦


Kamen Rider × Kamen Rider Gaim & Wizard: The Fateful Sengoku Movie Battle

感想:

実はこの映画のストーリーすら、ぼんやりとしか覚えていないのです。

本作を息子と一緒に観に行ったんですが、劇場に入って席に座るや否や劇場の暗さに、
「怖いから帰りたい、映画観ない、絶対観ない」って言い始めて。

親としてまず困るのが、とりあえずお金を払ってしまっている事、しかもジュースもポップコーンも買っちゃってる事、そしてなによりこの映画を観たい俺自身の気持ちのやりどころですよ。

困ったなぁと思いながら予告編が終わって、東映の三角マークがバーンと出たあと、ウィザード・パートが始まって、その冒頭は怪人に襲われるシーンで。ここで息子は怪人怖いからってあわててさっき脱いだばかりのダウンジャケット着ながら目線はもう出口の方向いてて。まぁ落ち着けジュースでも飲めポップコーン食えってなだめるんだけど全然聞いていくれなくて。

それが、ウィザードが出てきた途端にね。

スクリーンの方グイって向きなおしたまま目を離さない。だけど状態はダウンジャケット着かけてるそのポーズのままで、フリーズしたまんまジーッとアクションシーン追ってる。「凝視」という言葉がまさにぴったり。

で、ファーストバトルが終わって会話シーンに移行したんだけど、息子はまだそのままのポーズで固まってるから、肩をトントンって叩いて、
「とりあえずジャケット脱いで座ったら?」って促したらバタバタ脱いでドスンって席に座って。あ、これはもう大丈夫かなって思ってそこで再度、
「ポップコーン食べる?」って差し向けたらそこからはもうポリポリポリポリと、それからは「怖い」の一言も出さずにポップコーン食べつつ映画最後までガーッて観て。

ヒーローの持つ魅力ってすげぇなあって思いながら、そこからはぼくも落ち着いて映画観れたんだけど、観ている間ずーっと「何が彼をこれだけ惹きつけるのか」って事ばかり考えてちゃって、なので冒頭申し上げた通り、ストーリーはぼんやりとしか覚えていないのです。

ぼくはここ最近の東映ヒーローシリーズの劇場版では仮面ライダー×仮面ライダーシリーズよりもスーパーヒーロー大戦の方が好きなので、旧シリーズと新シリーズのライダーご対面シーン以外はお約束ばかりだなぁと思いながら、それでも城をバックにすると鎧武は映えるなぁとか、城とライダーといえば「V3対デストロン怪人」に尽きるなぁ、また観たいなぁなどという事が頭をよぎったりもしました。

鎧武編はパラレル・ワールドで、その世界は戦国時代なんだけどそこにいる人たちは現代の恰好、という、本当に本当に予算がない事を思い知らされる設定だったのだけれど、それでもやはり合戦シーンはもうちょっとCGで何とかならんのかと涙を禁じえないショボさで、どう考えても国取り合戦というほど大仰なものではなく、せいぜい田舎百姓の水争い程度にしか見えなかったのが残念。仮面ライダー商売の一環として定期的に劇場版を作らなければならないとはいえ、なんだか惰性で作品を作ってる感が見え隠れして、最終的には「どうでもいい」といういつもの評価になってしまったのです。

上映後、息子はいつの間にかポップコーンを平らげていて、上映前のやりとりが嘘のように上機嫌で、
「面白かった―!!」と言って来たので、
「仮面ライダーに憧れるんだったら、変身ポーズや技の真似だけじゃなくて、怖いものを我慢する勇気も真似しなきゃね」と返すと恥ずかしそうに、
「……うん」とだけ答えたのでした。

俺も実は子供の頃怪人怖くて仕方がなかったんで、今怖くない事を威張れるパパじゃあじゃあなかったんだけどさ。

次回は昭和ライダーVS平成ライダーとの事。一つだけ言わせてもらえば、流石に岩船山は飽きました。劇場版はそこだけでも別のロケ地使って新鮮味感じさせてほしい。マジ頼む。

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