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1941


1941

感想:

はりうー! はりうー!

ぼくが最近お気に入りの洋ピンポルノに、”Moms Bang teens (ママがティーンをヤっちゃうよ)”ってのがあります。本国では好評なようで、シリーズ化されている上にTM(商標)まで取ってやがります。

ストーリーはどれも大体一緒で、こんな感じ。冒頭、お年頃のティーンのカップルが若さ満開の初々しいセックスをおっぱじめているところに娘の母ちゃんが入ってきます。そのはしたない姿を観た母ちゃんは激怒して、
「そんなチンポの吸い方がありますか! 見てなさい! こう! そしてこう!」と勝手に彼氏とやりはじめます(この部分にはエピソードによっていろんなパターンがあり、時に優しく、時に厳しく……といった感じで指導します)。

最終的には3Pになって終わりなんですが、冒頭母ちゃんに見つかってから誤解が解ける(セックスしていた事を責めている訳ではないのよ、という)くだりが面白くて、いろんなエピソードを鑑賞しました(ご心配めさるな、そのあとの本編はちゃんと自分のおかずとして使っていますゾ)。

3Pものとはいえ、女性側の年齢差がちゃんとあるので親子どんぶりものとしても秀逸ですし、また年齢を重ねてしまったポルノ女優の救済企画としてもよく出来ていると思います。

そんな感慨にふけりながら、「1941」を観ました。冒頭、素っ裸で泳いでたら潜水艦の潜望鏡にしがみつく羽目になったおねぇちゃんを見つけてしまった日本兵の兄ちゃんに震えるほどの共感を得ました。ハリウッドとはなにか!? 何故ハリウッドに恋い焦がれるのか!? その答えの半分くらいが、彼の頭上でプリンプリンと動いていたからです。

はりうー! はりうー!

「1941」自体は、色んな史実をミックスした話を基に、乱痴気なキャラクターのドタバタとかミニチュアや本物によるアクションシーンを、モタモタした演出と超伝導が起きるのではと勘違いしてしまうほど滑るギャグで突き進む作品だったので、観ていて本当に辛かったのです。事実、半分くらいまで観て疲れて寝ました。「続きはどうなるんだろう」という興奮は一切ありませんでしたから、その夜は凄くよく眠れました。しかし、前述した全裸の女性のインパクトは強烈だったようで、夢に外人のお姉ちゃんが出てきてセックスにおよび、それはそれは非常に興奮しましたが夢精には至りませんでした。寄る年波を感じた朝でした。

一夜明けて早起きしたので続きを観ました。映画ファンの間では有名な観覧車が桟橋をごろごろバッシャーンのシーンも思ったより迫力がなくて、最終的にエンドロールが終わって頭の中に残っていた「面白かったとこ」は、おねえちゃんのケツがプリプリ動くビジュアルと、「はりうー」の台詞程度だったのです。

ウィキペディアによると、監督のスピルバーグはこの頃テングになっていて、すべてを自分でコントロールしたかったそうです。そう言われれば確かにそれは分かる気がする。ダン・エイクロイドやジョン・キャンディの「本調子じゃない感」、ジョン・ベルーシの「狂ってる兵隊を”演じている”感」には、スピルバーグの望んだ「俺が面白いと思う感じ」を、彼らがプロとして監督のいうとおりに再現したにすぎないのではという疑念が沸き、本当は演者が各々自らの才能を惜しげなく出して自由に演技している「こっちの方が遙かに面白いテイク」とか山ほどあって、でもそれをスピルバーグは使わなくて、実は映画会社のフィルム保管庫には「観たものが必ず笑い死ぬバージョンの1941」が眠っているのではないか、とか勘ぐりたくなるほどだったのです。何というか、ずば抜けて勉強の出来るクラスの学級委員長が書いた学園祭用のお芝居(コメディ)を、普段クラスを爆笑の渦に叩き込む人気者が言われる通りにやってみたら案の定ウケませんでした、さて何故でしょう? という感じ。

それでもやっぱ、この映画で素晴らしいと思うところもあって、今ではCGIでチャッチャと再現できる建物や飛行機や戦闘シーンなどをミニチュアや本物をふんだんに使って撮影された映像は、それまで退屈半分に観ていたぼくを興奮させるものだったのです。オチとなった家屋崩壊ギャグも、ギャグとしての有効性はともかく、映像だけは笑えました。つまり、

「こんなつまんないもんにどんだけ金突っ込んでんだ」

という気持ちになること自体を非常に楽しんでいたのです。それはCGI全盛の今だからこそ再評価されるべき「無駄な労力」だと思ったのです。だってこれCGIでやっても、「そういうことをしたらそうなりましたか、ふーん」以上の感想は出ないと思うもん。

冒頭の素っ裸おねぇちゃんを演じたスーザン・バックリーさんも2013年で御年67歳。流石に”Moms Bnag Teens”に出るのは難しいと思いますが、”Granmas Bang Teens”という洋ピンが出た暁には、是非出演してもらいたいものです。ウーッ、まんこ!! (マンボNo.5のメロディで)

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